会員の作品(3)  立ち木(主に檜)へのロープ掛け具

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 日本のヒノキの人工林の多くは、枝打ち・間伐が行われず放置された状態になっています。このため立木が密集していて間伐を行うと周りの木にかかり、いわゆる係木となりそのままでは倒れないため、あらかじめ幹の上部にロープをかけて置きロープを引いて倒す必要があります。ロープをかける位置は樹高の1/4以上の高さが必要で、その高さ以上は幹に枯れた枝がたくさん残っていてその上にロープを掛けるには、幹の裏にロープを回す必要があります。

 1.ロープ掛け具 本体

 2. ロープを、ロープ掛け具にセットした処

 3. ロープ取付け具を幹の裏側に回し、ロープの端を枝に乗せた処

 4. ロープ掛け具を取り外し、ロープ端のおもりが枝に残った処

 5. ロープ掛け具のフックを、ロープのおもりに引っ掛けロープを引き下ろす処